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自律神経失調症の改善

2016年 11月 5日

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薬だけでは治すことが難しい自律神経失調症ですが、どうすれば改善していくのでしょうか。

 

 

【自律神経失調症になりやすい人】

ストレスは誰にでもあります。でも、ストレスを感じたからといってすべての人が自律神経失調症になるわけではありません。

自律神経失調症にかかりやすい、ストレスの影響を受けやすい人の特徴があります。
・生真面目な人
・責任感が強い人
・心配性の人
・几帳面な人
・内向的な人
・物事に敏感な人
・神経質な人
・小さなことで悩んでしまう人

これは決して欠点ではなく「性格のタイプ」ですが、ここにストレスが加わることによって自律神経のバランスを乱しやすくなってしまうのです。

 

 

【自律神経失調症の改善方法】

自律神経失調症は病気ではないからといって放置していても治りませんし、薬だけでも治りません。心の問題も大きく関わっていますから、ストレスに対抗する力をつけながら、考え方のくせを変えていく必要があります。

 

<ストレス耐性を高めること>

まずは一つのことをいつまでも深く考えないこと。過ぎたことにこだわらない、ということも必要です。ストレス解消が上手な人は、頭の切替が上手な人。次はどうする、と前向きな考え方の出来る人が多いのです。

とはいえ、イヤなことはなかなか頭から離れませんよね。そんな時はそのことを考えないのではなく、違うことを考えるようにします。好きなことに没頭してもいいし、スポーツをするなど身体を動かしている間は過去のことをあれこれ考えませんよね。

一人で頭の切替をするのが難しい時は、カウンセリングを受けたり、認知行動療法などの心理療法がとても有効です。誰かに話を聴いてもらえるだけでも気持ちがとても楽になります。

 

<自分の考えに固執しないこと>

もしかしたら、「~すべき」という口癖はありませんか?物事はこうあるべきだ、という固定観念を持っていると、そうでない事態に遭遇した時に大きなストレスになります。なんでも完璧でなくてもいいのです。

 

<上手に人に頼ること>

何でも一人でやろうとしていませんか。人に迷惑をかけてはいけないという気持ちは立派ですが、迷惑をかけずに生きていける人はいないのです。

出来ないことは出来ないと言う、辛い時は辛いと言う。誰かに助けを求めるということも時には必要です。

 

 

【うつにならないために早めの対処を】

自律神経失調症はそのまま放置しておくと、うつに移行する可能性もあります。眠れない、食欲がない、という症状は身体からのサインですから、あまり軽く考えないで下さい。

自律神経失調症かも?と思ったらまずはゆっくり心と体を休ませましょう。



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