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起立性調節障害で学校に行けない中学生が3ヶ月で改善

2025年 9月 13日

「朝起きられない」「めまいがする」それは怠けではありません。起立性調節障害かもしれません。
お子様が「朝起きられない」「学校に行きたくても体調が悪い」と訴えていませんか?「怠けている」「甘えている」と思われがちですが、それは起立性調節障害という自律神経の病気の可能性があります。
大阪京橋で自律神経専門整体を行う当院には、病院での薬物療法で改善しなかった起立性調節障害のお子様が多数来院され、学校復帰を果たしています。
この記事では、起立性調節障害の正しい理解と、薬に頼らない根本改善アプローチについて、専門整体院の院長が詳しく解説します。
 

起立性調節障害とは?症状と原因を正しく理解する

起立性調節障害(OD:Orthostatic Dysregulation)は、自律神経の機能不全により血圧や心拍数の調節がうまくいかなくなる疾患です。特に思春期のお子様に多く見られ、決して「怠け」や「甘え」ではありません。
主な症状として、朝起きが非常に困難立ちくらみ・めまい動悸・息切れ頭痛腹痛・吐き気全身倦怠感集中力低下午前中の体調不良があります。これらの症状により、多くのお子様が学校生活に支障をきたしています。
起立性調節障害が起こる原因は、自律神経の未発達として思春期は自律神経が不安定になりやすい時期です。ストレスの影響では学校でのプレッシャーや人間関係のストレスが自律神経を乱します。生活習慣の乱れとして夜更かし、運動不足、食生活の偏りが影響します。体質的要因では遺伝的に自律神経が不安定になりやすい体質があります。
 

なぜ病院の薬だけでは起立性調節障害が改善しにくいのか?

病院での起立性調節障害の治療は、主に昇圧剤β遮断薬漢方薬が処方されます。しかし、これらの薬物療法だけでは根本的な改善に至らないケースが多いのが現実です。
薬物療法の限界として、症状を一時的に抑える対症療法であり、自律神経の根本的な調整にはなっていません。また副作用のリスクがあり、長期服用による身体への負担も心配されます。さらに薬をやめると症状が再発するケースが多く見られます。
 
起立性調節障害の本当の原因として、当院の臨床経験では食物アレルギーによる内臓疲労が根本原因と考えています。遅発性食物アレルギーでは病院の一般的な検査では発見できない遅発性のアレルギー反応が内臓に負担をかけます。内臓疲労の蓄積により消化器官の機能低下から全身の循環不良を引き起こし、自律神経の働きに影響します。特に消化器系の疲労により、消化吸収力が低下するため、普通にご飯を食べているつもりでも栄養失調を起こしやすくなります。エネルギー枯渇状態では慢性的な内臓疲労により身体のエネルギーが枯渇し、限界を迎えて突然症状が現れます。循環機能の低下として内臓疲労により体液循環が悪化し、起立時の血圧調整ができなくなります。
 

大阪京橋ひかり整体院での起立性調節障害改善事例

当院では、中学1年生の男子生徒が起立性調節障害で来院されました。来院時の状態として、朝7時に起きることができず、学校を週に2-3日休んでいました。午前中はめまいと頭痛で授業に集中できず、病院で処方された薬を服用しても改善せず、お母様も「怠けているのでは」と悩んでいました。
当院での施術アプローチとして、頭部循環の改善では頭蓋骨の調整により脳血流を改善し、自律神経中枢の機能回復を図りました。全身バランスの調整では骨盤矯正と脊椎調整により重心バランスを整え、自律神経への負担を軽減しました。体液循環の促進として血液・リンパ液・脳脊髄液の流れを改善し、起立時の血圧調整機能を回復させました。生活習慣の指導では睡眠リズムの改善方法と自宅でできるセルフケアをお教えしました。
 
施術結果として、1ヶ月後に朝の起床時間が7時30分まで改善し、めまいの頻度が週1-2回まで減少しました。2ヶ月後には学校の欠席日数が週1日以下になり、午前中の授業にも集中できるようになりました。3ヶ月後には毎日7時に起床し、学校を休むことがほとんどなくなり、部活動への参加も開始しました。
 
「息子の起立性調節障害で悩んでいましたが、先生の施術を受けてから徐々に朝起きられるようになり、学校にも通えるようになりました。薬だけでは改善しなかった症状が、整体で良くなるとは思いませんでした。」(お母様より)
 

自律神経整体による起立性調節障害改善のメカニズム

脳血流の改善効果として、頭蓋骨の調整により脳への血流が改善され、自律神経をコントロールする脳幹の機能が正常化します。これにより起立時の血圧調整能力が回復します。
体液循環の正常化では、全身の体液循環を改善することで、起立時に下半身に血液が溜まりにくくなり、脳への血液供給が安定します。
重心バランスの最適化として、正しい姿勢により自律神経への負担が軽減され、交感神経と副交感神経のバランスが整います。
自然治癒力の向上では、身体本来の回復機能を高めることで、薬に頼らず自分の力で症状を改善できるようになります。
 

起立性調節障害のお子様を持つ親御様へのアドバイス

理解と共感が最重要です。起立性調節障害は身体的な病気であり、お子様の意志とは無関係に症状が現れます。「怠けている」「甘えている」という言葉は避け、お子様の辛さを理解し、共感を示すことが大切です。
無理をさせないことも重要です。症状が辛い時は無理に学校に行かせず、体調を優先させましょう。ただし、遅刻しながらでも学校に行ける場合は、なるべく学校に行った方がいい場合もよくあります。長期に学校に行かないことで、身体がよくなってもメンタル面から学校に行けなくなるケースもあります。そのため、学校への登校については判断が難しいことがよくあります。
 
規則正しい生活リズムの確立では、就寝時間と起床時間を一定にし、適度な運動と栄養バランスの取れた食事を心がけましょう。
専門家への相談として、症状が改善しない場合は、起立性調節障害に詳しい専門家に相談することをお勧めします。
 

家庭でできる起立性調節障害の改善法

朝の起床サポートとして、起床30分前からカーテンを開けて自然光を取り入れ、枕元にコップ1杯の水を用意し、起床後すぐに水分補給をさせます。いきなり起き上がらず、30秒程度座った状態を保ってからゆっくり立ち上がらせます。
日中の生活改善では、午前中は無理をせず、午後から徐々に活動量を増やします。適度な運動(散歩程度)で血流を改善し、水分摂取を1日1.5リットルを目安に行います。
夜のケアとして、就寝2時間前からスマートフォンやテレビを控え、温かいお風呂にゆっくり浸かって副交感神経を優位にし、22時までには就寝するよう心がけます。
 

大阪で起立性調節障害にお悩みの方へ

当院では、起立性調節障害でお悩みのお子様とご家族に以下のサポートを提供しています。
お子様に配慮した施術環境として、個室での施術でリラックスして受けていただけ、ソフトで痛みのない施術を行います。施術時間は15分と短時間で、お子様の負担を最小限に抑えます。
豊富な改善実績では、開業以来、多数の起立性調節障害のお子様の学校復帰をサポートしてきました。薬物療法で改善しなかったケースも多数改善しています。
ご家族へのサポートとして、お子様だけでなく、ご家族の不安やお悩みにもしっかりとお応えします。家庭でのケア方法を具体的にお教えし、改善過程を一緒に見守ります。
アクセスの良さでは、JR京橋駅から徒歩4分の好立地で、学校帰りにも通いやすい立地です。
 

起立性調節障害改善までの期間と通院頻度

軽度の場合(症状が軽い、発症から間もない)は、改善期間が1-2ヶ月、通院頻度は週1回からスタートし、改善に応じて間隔を空けていきます。
中等度の場合(学校を時々休む、症状が数ヶ月続いている)では、改善期間が2-4ヶ月、通院頻度は週1-2回からスタートし、症状の改善に応じて調整します。
重度の場合(ほとんど学校に行けない、症状が1年以上続いている)は、改善期間が4-6ヶ月以上、通院頻度は週1-2回からスタートし、根気強く継続することが重要です。
※改善期間には個人差があり、生活習慣やストレス環境によっても変わります。
 

まとめ:起立性調節障害は適切なアプローチで改善可能です

起立性調節障害は決して「怠け」や「甘え」ではなく、自律神経の機能不全による身体的な疾患です。
重要なポイントとして、薬物療法は対症療法であり、根本的な自律神経の調整が必要です。頭部血流の改善と体液循環の正常化により症状改善が可能で、家族の理解とサポートが回復には不可欠です。早期の適切な対応により、学校復帰と正常な成長発達が期待できます。
もしお子様の起立性調節障害でお悩みでしたら、一人で抱え込まず、専門家にご相談ください。お子様の明るい未来のために、私たちがサポートいたします。
当院では、起立性調節障害のお子様への初回限定特別料金をご用意しています。
 
📞 お電話でのご予約 0120-852-651(受付時間:9:00〜20:00)
🏥 アクセス JR大阪環状線京橋駅「北出口」から徒歩4分 大阪市都島区東野田町3-13-13 日健京橋ビル402号室


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