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ストレートネックとは?

2016年 11月 10日

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ストレートネックという言葉を聞いたことがあるでしょうか。

肩こりや頭痛の原因ともされているストレートネックですが、いったいどういった症状なのか、よくわかっていない人も多いのではないでしょうか。

今回はストレートネックの症状からその原因、改善方法などをまとめてご紹介します。この肩こりはもしかしたらストレートネック?と思ったら、ぜひ参考にしてみて下さい。

 

 

【ストレートネックとは?】

ストレートネックとは病気ではありません。首の状態を指す言葉なので、整体やマッサージに行って「ストレートネックですね」と言われてもびっくりしないで下さい。

首というのは自然な形で湾曲しているのが普通です。というのも、重い頭をさせるために適した形になっているんですね。

私たちの頭というのはとても重く、体重の1割前後の重さがあるからです。体重50kgの人でだいたい5kgくらいの重さがあります。体重70kgなら7kg前後の重さになるんですよ。

それだけの重さのものをあの細さで支えるのですから、背骨から首の骨までが自然なS字カーブになっていることで、身体に無理無く重いものを支えられるような構造になっているのです。首が湾曲していることで頭の重さを分散させることが出来るので、首だけでなく、首周りの肩や背中の筋肉にも重さを分散させて効率的に支えているのです。

首を横から見ると、頸椎という首の骨は自然なカーブを描いています。前に少し湾曲していて、背中にいくに連れて後ろに湾曲していきます。

そのカーブの角度は、正常な人は30~40度といわれていますが、ストレートネックの状態になると30度以下に。

本来は少し曲がっているのが正しい姿勢なのに、真っ直ぐな状態に近づいてしまっている、ということです。症状が進んでくると、本来は前に湾曲している首が後ろに反ってしまうこともあります。

これは首だけの問題ではありません。ストレートネックになっている人は猫背で姿勢が悪くなっていることが原因なので、背中の湾曲もすすみ、骨盤は後傾して前に出ているためにお腹もぽっこり出るという、全体的に見てもおかしな姿勢になっていることが多いのです。



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