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ストレートネックの原因

2016年 11月 11日

ストレートネックの一番の原因は姿勢の悪さだといわれています。昔から姿勢の悪い人はいたはずですが、ストレートネックが取りざたされるようになったのは最近ですよね。

ストレートネックが現代病だといわれる理由は、ライフスタイルの変化にあります。ストレートネック自体は今に始まった症状ではなくて昔もありました。ただ、老化が原因であることが多かったので、今ほど騒がれなかったのでしょう。

現代ではスマホやパソコンの普及によって「姿勢の悪い人」が増えてたため、必然的にストレートネックの人も増えてきた、と考えられます。また、男性よりも女性の方がストレートネックになりやすいのは筋力の違い、女性の方が男性よりも筋肉量が少ないため、ストレートネックになる確率は高く、20~30代の女性にその症状が増えています。

では姿勢が悪いとなぜストレートネックになってしまうのか、その原因を詳しく見ていきましょう。

<姿勢が悪いこと>
これが一番の原因です。パソコンやスマホを長時間見ていると、段々首が前に出てきて猫背になっていませんか?この姿勢を長時間続けていたら、首はもちろんのこと、肩や腰が痛くなるのは当たり前ですね。

首は30度傾けると通常の3倍以上の負荷が頸椎にかかるといわれています。頭の重さが5kgだとしたら、15kg以上の不可がかかることになるのです。

姿勢が悪くなる原因はパソコンだけではありません。長時間の読書や手芸などの手仕事も前屈みの姿勢で首の緊張が続く原因になります。

・WEB関係の仕事をしていて1日中パソコンを見ている人
・イラストレーター
・ネイリスト
など、ずっと下を向いている時間の長い職業の人はストレートネックになりやすいかもしれません。

<猫背>
特に何かの作業が原因というわけではなく、普段から前化が身になっている猫背の人は首が前に出ていることが多く、これもストレートネックの原因になります。

<枕があっていない>
ストレートネックの原因だとわかりにくいのですが、身体に合わない枕を使っていると頸椎に影響が出る場合があります。

体型と枕の高さが合っていないため、寝ている時に首の角度が不自然な前傾になってしまい、首の筋肉に負担をかけています。

起きた時に疲れが取れていない、よく寝違えるという人は枕の高さを見直した方がいいかもしれません。

<骨盤の歪み>
これもストレートネックの原因であると気づきにくいのですが、骨盤が歪んでいるために背骨全体に影響を及ぼし、首の自然な湾曲が失われてしまうケースがあります。

いつも脚を組んで座っている人や、立っている時に片足に体重をのせている人などは注意が必要です。

<外反母趾や浮き指>
足と首が関係あるの?と思うかもしれませんが、足に問題があると正しい歩き方が出来ないために、全身の姿勢に影響が出ます。

歩きながら無意識のうちに正しい姿勢をとろうとしてバランスとるために身体の他の部分に負担がかかるのです。そのためにストレートネックになってしまうことがあります。



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